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2010年7月

目を逸らさず直視することは、次の一歩に重要なこと

FFRの奥天陽司でございます。

先日某新聞記事に宛てたコメントが様々な反響に繋がっているようで、インターネット上で繰り広げられている意見交換は、逐次チェックをし参考にさせていただいております。

今回の新聞記事により、Twitter含め多くの方の発言で、Windows 2000のサポートが終わっていたことを事後に知ったという方や、自分の会社のパソコンや、サーバーがWindows 2000で動いていることを気にしている方が目立っているように思います。

私も某社で仕事をしているとき、一つの重要な事柄を多くの方に知っていただくことの難しさを経験しました。大手のメディアに社告を打ってもリーチできたのは数%であったり、セキュリティアップデートの重要性を説明しても実際にアップデートの配信が進まなかったり、結果的に自動アップデートの導入で大きな反対を押し切り実施を行い、ようやく今の脆弱性対策の常識作りに成功した、そんな時代もありました。

製品のサポート切れの認知を高めることとは、同じような常識作りに対する挑戦に他ならず、今回の報道についても社会的な共通課題であることを、いかに皆さんと認識しあい次の一歩につなげるか、という部分が重要なのではないかと思います。

メーカーがサポートを打ち切ることは、製品のメンテナンスコストや時代にそぐわなくなった製品であることを明確にするために重要なことで、今回はWindows 2000が10年もの間メンテナンスを続けたことは、評価されるべきものではないかと思っています。メーカーがサポートを終了したことにより、ユーザーは全ての管理の責任を受け取ったということに等しいですし、責任を全うするために何をすべきかを理解することは、見たくは無いものに目を向けなければならない行為なのかもしれません。

で、今回、弊社の盟友でもあるサイバーディフェンス研究所さまと共同で、以下のセミナーを開催することになりました。
20100810_2 
http://www.fourteenforty.jp/seminar/
タイトルは刺激的ですが、内容も刺激的です。

先日のメディア向け説明会でも指摘しましたが、Windows 2000とそれ以外のOSの脆弱性の共通性とか、Windows 2000の対脅威技術の弱さなど、赤裸々に語られるセミナーです。
懸念のある製品を使うということは、懸念をしっかりと理解することから次の一歩が始まると思いますし、ぜひ一歩を踏み出していただきたいと思っています。

福森さまが、F-Secure Blog に投稿されていますが、
http://blog.f-secure.jp/archives/50428042.html
YouTubeに投稿されたビデオも、激しく危機感をあおります。。。

こちらのセミナー8月10日に日経ホールで開催され、無料で参加いただけます。
お盆前でいろいろと忙しい時期ではございますが、参加をいただければと思います。

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私を延命してください

お久しぶりです、FFRの奥天陽司でございます。

ここのところ、Windows 2000のサポート終了に関わるモロモロの活動で、自分のいろいろなものが擦り切れそうです。

7月5日に、少し早めに Windows 2000 のサポート終了に関する啓発を兼ねて、メディアの皆様向けに説明会を開きました。今回は、ソフォス様も同様に、Windows 2000 を使用されているお客様からの要望に合わせ、サポート期間を2012年まで伸ばしたという共通項もあり、一緒にキャンペーンを始めることになりました。

このキャンペーンは、9月30日までFFRの脆弱性攻撃防御機能を20%オフ、同様にソフォス様のEndpointSecurityも20%オフということで、出費を抑えて、移行までの期間をできる限り安全に使ってもらうような取り組みとしております。

このキャンペーンは、Windows 2000 の延命というお題目にはなっていますが、IT業界のはしくれとして、サポート切れ製品を積極的に使うことを奨励したものではありません。最新のポルシェが最良のポルシェ、ではなく最新のIT製品がやっぱりセキュリティ的にも運用管理的にも優れているのは間違いが無いので、ぜひ移行をお願いしたいということで、それらを考えるきっかけにしていただきたいと思っています。

ただ、いろいろな理由で移行できない企業様もありますので、僅かばかりですが金額を下げ、移行期間のセキュリティを可能な限り高めていただきたいという思いで始めたキャンペーンなのです。

5日の発表以降、非常に多くの記事が作成され、新聞でも様々取り上げられる中、日本時間の14日に向けてさらに啓発活動は続くでしょう。

私たちとしても、製品を導入いただくことはありがたいことですが、こういう移行計画はITILのチェンジマネジメントでも指摘されているように、移行計画はしっかりと考えていただきたいと思っています。いろいろお騒がせをしておりますが、皆様が幸福なIT活用を続けていただけることを願っております。

なお、8月からはWindows関連の深刻な脆弱性が公表されましたら、弊社で影響度を調べましてWindows 2000に影響があるものについて、可能な限り情報公開をしようと考えております。
本来は有償サービスで提供していますので、内容はそこそこになると思いますが。。。

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