目を逸らさず直視することは、次の一歩に重要なこと
FFRの奥天陽司でございます。
先日某新聞記事に宛てたコメントが様々な反響に繋がっているようで、インターネット上で繰り広げられている意見交換は、逐次チェックをし参考にさせていただいております。
今回の新聞記事により、Twitter含め多くの方の発言で、Windows 2000のサポートが終わっていたことを事後に知ったという方や、自分の会社のパソコンや、サーバーがWindows 2000で動いていることを気にしている方が目立っているように思います。
私も某社で仕事をしているとき、一つの重要な事柄を多くの方に知っていただくことの難しさを経験しました。大手のメディアに社告を打ってもリーチできたのは数%であったり、セキュリティアップデートの重要性を説明しても実際にアップデートの配信が進まなかったり、結果的に自動アップデートの導入で大きな反対を押し切り実施を行い、ようやく今の脆弱性対策の常識作りに成功した、そんな時代もありました。
製品のサポート切れの認知を高めることとは、同じような常識作りに対する挑戦に他ならず、今回の報道についても社会的な共通課題であることを、いかに皆さんと認識しあい次の一歩につなげるか、という部分が重要なのではないかと思います。
メーカーがサポートを打ち切ることは、製品のメンテナンスコストや時代にそぐわなくなった製品であることを明確にするために重要なことで、今回はWindows 2000が10年もの間メンテナンスを続けたことは、評価されるべきものではないかと思っています。メーカーがサポートを終了したことにより、ユーザーは全ての管理の責任を受け取ったということに等しいですし、責任を全うするために何をすべきかを理解することは、見たくは無いものに目を向けなければならない行為なのかもしれません。
で、今回、弊社の盟友でもあるサイバーディフェンス研究所さまと共同で、以下のセミナーを開催することになりました。
http://www.fourteenforty.jp/seminar/
タイトルは刺激的ですが、内容も刺激的です。
先日のメディア向け説明会でも指摘しましたが、Windows 2000とそれ以外のOSの脆弱性の共通性とか、Windows 2000の対脅威技術の弱さなど、赤裸々に語られるセミナーです。
懸念のある製品を使うということは、懸念をしっかりと理解することから次の一歩が始まると思いますし、ぜひ一歩を踏み出していただきたいと思っています。
福森さまが、F-Secure Blog に投稿されていますが、
http://blog.f-secure.jp/archives/50428042.html
YouTubeに投稿されたビデオも、激しく危機感をあおります。。。
こちらのセミナー8月10日に日経ホールで開催され、無料で参加いただけます。
お盆前でいろいろと忙しい時期ではございますが、参加をいただければと思います。
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